情深深雨濛濛

第12話

陸家を訪れた書桓と依萍。振華に大上海の件を認めてもらおうと話をする依萍に対し、振華は 弁護士を用意していることを伝えた。雪琴は「こんなの放っておいて」と口をはさむので話が 拗れてしまい、喧嘩になってしまう。「今日ここに来たのは書桓に和解を勧…

第11話

大上海を訪れた陸振華は依萍に「月400元払うから今の仕事をやめるように」というが、聞かない。 その場に泥酔した客が紛れて混乱になるので場所を変えて秦五爺と話すことになった。陸は 秦五爺に説得されて、娘を置いて帰ることになる。帰り道、書桓は父に同…

第10話

書桓は依萍とともに病状の良くならない可雲を精神病院に連れて行く。医師の診断によると被害 妄想狂で、通常の症状は原因となっている部分の記憶の欠落となるため、亡くなった子の父親が 原因ではないかと判断された。治療を嫌がる可雲の症状は耐え難く、一…

第9話

依萍が方瑜に尓豪の女性に対する過去の悪癖を説くと方瑜は「あなたにも同じ遺伝が あるはず」と反駁され、言葉を失う。 大上海では秦五爺が書桓に自叙伝の原稿を見せていた。聡明な書桓のアドバイスに秦五爺 は満足する。そこに方瑜に彼氏を紹介すると言った…

第8話

客人の目の前で醜態をさらされた陸振華は、依萍を突き放しはずみでコーヒーがこぼれて 依萍にかかる。服を着替えさせるために如萍の部屋に通された依萍は書桓と如萍の写真を 目撃してしまう。如萍は意中を悟られたくなく、写真を枕の下に隠した。この時依萍…

第7話

羅夫人の猫を探す記事を読んだ読者が似た猫や違う動物まで新聞社に届けたため、一時動物園状態 になるが、最後に届けられた猫は本物で杜飛は如萍と羅夫人宅に届けに行く。感謝した羅夫人は 呆けており、如萍を「喜宝」杜飛を「坤生」と呼び、恋人と思われた…

第6話

書桓「お前如萍が好きだったのか?」杜飛「皆知ってる!」会話から杜飛は如萍を 狙うことにする。新聞社では羅老婦人に感銘を受けた投書が沢山来ていた。秦五爺 の取材のことを上司に報告すると連載が出来ると喜ぶ。杜飛は如萍を連れて取材に いったはずが、…

第5話

杜飛の眼鏡を直して秦五爺を取材したあと、杜飛は如萍の誕生日プレゼントを買いたがる。その 如萍の19歳の誕生日、杜飛は誤ってロウソクを32本立ててしまうが、書桓は「32歳の誕生日 また皆で一緒に祝おう」とフォロー。機転のきく書桓を振華も雪琴も…

第4話

可雲を落ち着かせた依萍は赤ん坊を母親の元に返し、李家で事情を聞くが、赤ん坊の 父親のことは語りたがらない。お父さん(陸振華)は知っているのかと尋ねると 「言わないでくれ、混乱するから。」と答える。可雲を医者に見せる事を勧めるが、 お金がないと…

第3話

依萍は如萍の行為を受け取ることが出来ない。そんな折、書桓と杜飛は仕事で92歳の老婦人を取材 するよう指示を受け、如萍を連れて行くことになる。呆けた老婦人の言葉が愛猫を探しているのだ と気づくと書桓は体を張って雨どいに填った猫を助けに行く。 一…

第2話

生活費の補助に200ドルを要求した依萍に、雪琴はそんなお金はないという。依萍は陸家が 裕福な生活を送っているのに、自分と母親が貧しい暮らしをしている矛盾を指摘し、しまいには 自分があなたの子として生まれてくるべきじゃなかったと言うと振華は感…

第1話

時は国民党元年、陸振華は黒豹子として恐れられ、師団を率いて中国東北地方で活躍 中だった。そんなある日、道で偶然事故りそうになった文佩に恋してしまい、彼女を第8夫人として迎い 入れることにした。その1年後、振華は京劇の役者、王雪琴に恋をし、彼…