第9話

依萍が方瑜に尓豪の女性に対する過去の悪癖を説くと方瑜は「あなたにも同じ遺伝が
あるはず」と反駁され、言葉を失う。
大上海では秦五爺が書桓に自叙伝の原稿を見せていた。聡明な書桓のアドバイスに秦五爺
は満足する。そこに方瑜に彼氏を紹介すると言った依萍の発言に興奮した尓豪が入って
くる。尓豪は依萍と口論になり酒をかけてしまい、退場させられる。その帰路、依萍は
書桓に自分が過去家庭内暴力を受けていた事情を話すと書桓は心を打たれる。
一方如萍は自分の部屋で思い出を整理するため、書桓と撮った写真を焼くことにした。
しかし、不注意からカーテンに火が燃え移ってしまいボヤ騒ぎになる。騒ぎで一家は騒然
となったものの消火で落ち着くが、如萍の気持を知った尓豪は翌日書桓と杜飛の家に
如萍の件をはっきりさせたくてやって来る。朴念仁の書桓が如萍の気持を気づかないため
尓豪は説明するが、書桓は既に依萍を好いているので聞く耳をもたない。報われない妹の
ために書桓と如萍が二人きりで会う機会をセッティングする。
如萍と二人きりになった書桓が正直なことを言おうとすると如萍の方から「依萍の事、
好きなんでしょ?」と言われる。如萍は嫉妬もするが二人を祝福する、でも依萍と
別れたら私を選んで欲しいと告げ、立ち去る。