第12話

陸家を訪れた書桓と依萍。振華に大上海の件を認めてもらおうと話をする依萍に対し、振華は
弁護士を用意していることを伝えた。雪琴は「こんなの放っておいて」と口をはさむので話が
拗れてしまい、喧嘩になってしまう。「今日ここに来たのは書桓に和解を勧められて、そうしよう
と思ったのにそんな状態じゃないわ」と言い残して去る依萍を追って夢萍が平手打ちを食らわす。
如萍と尓豪が止め事態は収拾するが、依萍の心の傷は深まった。家では雪琴とこの件でいい争いを
した如萍が雪琴に叩かれて家出をする。心配した尓豪が如萍が行き先もないのに家出したのを
知り、方瑜と杜飛の所に連れて行く。
皆で乗馬をすることになるが実は杜飛は乗馬をしたことがない。見栄を切って乗ったものの走り
出した馬を止められず杜飛は落馬してしまう。心配する依萍を皆がからかうと如萍は塞ぎ込んで
しまうが、杜飛の励ましに元気を取り戻す。
大雨の大上海。依萍の仕事の帰りを文佩はずぶぬれになりながら待っていた。文佩は病死した
心萍のことがあるので依萍が心配でたまらなかったのだ。二人を書桓が家まで馬車で送るが、
帰宅した文佩は依萍に大学に行って欲しいと語る。依萍は「あと2ヶ月やったら辞めるから」と
言い説得する。
可雲の様子を見に行った依萍は可雲が外に出るのに付き合うが、鳩を見た可雲は突然司令官の
鷹「猛兒」を思い出し、追って塔に登ってしまう。慌てて追いかける依萍と李家、書桓と杜飛。
塔から飛び出した可雲を杜飛が捕まえ書桓が引き上げる。