指鹿為馬

阿呢…お気に入り4コマ

今朝の新聞の4コマみて「指鹿為馬」ってのが出てきたので、「え?馬鹿ってここから
語源来てるんですか?」と言ったら聞いてた同僚Eさん、間髪いれずに
「常識です」
…「結婚できない男」に出てくる阿部寛ばりの速攻リアクションでした。
「指鹿為馬」とは、司馬遷の「史記」に由来するもので、秦の趙高が鹿を二世皇帝に
献じて馬であると披露すると、群臣が趙高の権勢をはばかって反対を唱えなかったという
ことに由来しているそうです。
さて、新聞読んでみるとここではそういう意味では使われてないではないですか?
中文では、本来の「史記」のような状況下で矛盾を押し通すこと言うらしいです。
その例がこの4コマに載っていたのです。披露宴とかで出てくるアワビが実はアワビでなく
巻貝の中身らしいのですが、皆そんなこと知ってるのに白々しく「美味いね」「そうだね」
と言って食べていることを挙げていました。
…アワビがアワビじゃないなんて知らなかった…。
じゃ、こないだCさんの披露宴で食ったのも、偽物?