意味不明な日本語電話

今日会社の電話に出たら、日本語の相手が話し掛けてきた。その内容が意味不明だったので驚き。
「お仕事中お忙しいところ申し訳ありません、私ボランティアをやっている○○と申します。
今日はお話できた方に一言貴重な言葉をお伝えしたいと思いました。『受けるより与えるほうが
幸福です』、宜しくお願い致します、お忙しい中失礼しました。」がちゃん。
いえ、まじで忙しいときにかかってきたのですが、不可思議な点が一杯ありました。
①最初は宗教か何かの勧誘かと思ったのですが、なにも勧誘されなかった。セールスでもなし。
ということは、本当にボランティアのつもりでいい事をしていると思ってかけてきたのか?
②うちの会社の電話番号をどうやって入手したのか?香港で手当たり次第かけるなら、大抵
広東語で電話に出るはずだが、日本語名を名乗って流暢な日本語で話してきた。もし手当たり
次第なら、この人は広東語日本語英語等等の名前を持ってあちこちかけていることになる。
もしくはうちの会社の誰かの名詞がどっかに流出して日本人がいる番号が漏れたのか???
③ボランティアって言ってたけど、何のボランティアなのか、ありがたいお言葉を伝えると
世の中が変わると考えているのか?この言葉の意味を深く考えちゃうと嵌りそうな仕事を
してるんですけど…。

さて、この言葉、中文でも同じく「施比受更有福」で、香港でも99%以上の人が知っている
言葉らしいですが、慣用句として定着していて、語源が聖書に出てくる言葉だとはあまり
知らないようです。日本語の「目からウロコ」や「豚に真珠」の語源が意外と知られていない
のと一緒か?