第５号報告書否決
昨日隣のオフィスと合同忘年会だったのですが、そこで「Ｎ（エヌ）藤」と呼ばれて
しまいました。どうやら隣の皆さんは私のＢＬＯＧを読んでいらっしゃるらしい、
大変お恥ずかしい思いをいたしました。ってな訳で今日は幾分か真面目な事を書こう
と思います。
本日の朝刊一面はどこも、香港立法会が否決した普通選挙導入案の記事一色でした。
am730は｢政改方案遭否決」、頭條日報は「反対派撃殺政改」。
日経新聞にも国際面に取り上げられていますが、そっちに載っていないことも含めて
書いてみます。約４時間半にわたる討論の末、香港立法会出席６０人のうち、賛成３４*1、
反対２４*2、棄権１で議長は投票に参加せず、可決に必要な３分の２を満たさなかった
ために否決となりました。今回対象になったのは０７年行政長官選と０８年立方会
選挙に対する改革案です。どんな案かっていうと、選挙委員を倍増して民意を反映し、
中国全人代のいいなりの行政長官の状態から脱皮しようというもの。一方０８の方は
立方会を１０議席増やし、５席を地区からの直接選挙・残り５席を全港５００数人の
区議員から選出するという趣旨のものでした。ところが導入時期が明記されていない
などの理由から民主派が反対を表明したということです。（あってる？Ｒッキー…）
曾長官はこの第５号報告書（改革案）香港居民へのクリスマスプレゼントになると
目論んでいた結果が、可決しなかったことになり深い失望と遺憾の意を表しています。
…関係ないですが、日経に載っていた議員は若年層に人気のある梁國雄氏。議会にも
平気でＴシャツで登場するし、ＷＴＯデモの時はペッパースプレーを浴びるし、
パフォーマンスがとにかくただものじゃないです。
