香港の歴史観

最近、日本の歴史教科書が国外で問題にされています。デモやってる殆どの人が、日本の歴史
教科書を批判しているけど、その殆どは「日本の教科書はこう書いてある」という間接的な情報
を手がかりに運動しているのでしょう。大体、彼らは日本の歴史教科書を読んだこともなければ、
日本語さえ読めない。不正確な情報が扇動を起こしているのが現状です。批判する人には、まず
批判する前に本当の日本を知って欲しいというのが、願いです。
「じゃあ、中国人の歴史観はどう教えられてるのか」というのが日本人にとっての当然の疑問。
っで、中環で買ってみました。「中国歴史講堂6巻」と「東亜三国的近現代史」。読んでみて
驚いたのは、香港の歴史書はそんなに歪んでいないこと。あれだけ扇動された中国のデモを見ると
きっと誇張された情報ばかりしか手に入らないのだろうと感じていましたが、香港の近代史の
書籍は、そんなことはなかった。日本の被爆など、日本の被害者としての側面も記述しているし
日本の攻撃も史実として淡々と書いている。これを読んでいるだけでは、あんな行動にはでまい。
…とうことは香港と中国では違うのだな…というのが正直な感想です。