広東語・続編

リッキーと今日話したところ、教科書的な発音と私がよく耳にする発音の違いは、
私が耳にする発音は20代位までで広まっている発音だそうで、教科書に載っている
はずはないそうです。もちろん香港人の間でも使う人と使わない人がいるため、
リッキーも「うちの親と話すときは、何度も聞き返される」と言ってました。
ということは、私がリッキーから教えてもらってる広東語っていうのは、
日本語に直すと「まじ?いけてる、超ヤバ…」とか言ってる感じなのかな…30代男
としては少し慎まないと…。ちなみに
教科書「ng」→若手「母音のみ」例:我(ンゴー)→(オー)
教科書「n」→若手「l」例:[イ尓](ネイ)→(レイ)
…私がろいたんと呼ばれる訳が分かった。
あと、普通語もそうですが、結構清音と濁音の区別がつかない人が多いです。今日も
リッキーは太田さん=OTA-SAN(下っ端)と小田さん=ODA-SAN(社長)を間違えました。
普通語「好久不見(ハオチュープーチェン)」を香港人が無理に発音すると、
「ハオヂューブーヂェン」。基本的に普通語は清音ばかり、広東語は濁音ばかり。
それでも通じるのが、この言語の特徴だと思いました。