今期もお疲れ様でした

日経新聞「数学力は語学力」の記事。
完全同意的。ちょっと中身で言いたかったことは違うけど…。昔から数学は左脳、
言語は右脳とか言われてきたけど、現象を言葉で表すか数式で表すかの違いだけで
数学って言語のひとつだと思う。強いて言えば数式で表現できることには限りが
あって、例えば感情を数式で表せないというのと同じように、現象を如何に正確に
表そうとしても簡単な数式で表現したのには及ばない、という違いはありますが…。
でも、そんなの言葉でもあることだと思う。日本語の「お疲れ様」に相当する中文が
「辛苦了」だったとしても英語でしっくりくる言葉が見つからないのと同じで、
数式にも表現しやすい得意分野と不得意分野があるだけなのでは?と思ってしまいました。
私の今日の一日。朝シャトルバスで信号の待ち時間に停止する車の台数を待ち行列問題で
推定する。オフィスでは冷房の効き具合を二階の偏微分方程式で、さらにオフィスの
大きさの反射壁を境界にして想定。昼食を買いに行く時、100ドル札を使うか20ドル札を
使うかも、その後に使う予定を二項分布でシミュレーション。帰りのタクシーの待ち時間
も、ポアソン分布の一回ずつは指数分布に従うから、その無記憶性から「今まで何分
待ってたかとこれから何分待つかは独立」と思って諦めたりして…←言葉にすると
変態的でしょ?でも皆同じ事を無意識にやってると思います。