サロメ(コンサート形式オペラ)

一人でオペラコンサートに行ったのは何年振りでしょうか。今日は私の大好きなオペラ「サロメ*1
コンサート形式で見てきました。場所は香港文化中心。以下私の戯言です。
①歌手−サロメ役のスーザンバロックが最高でした。上手いだけでなく、全体の音楽との調和が取れて
いるし何と言っても空気が伝わってくる。バプテストのヨハネ役−ジョンブレヘラー、声質はいいの
ですが、シュプレッヒゲザングっぽくなるところでやや力みがち。
②ドイツ語−よく耳にする南ドイツ訛りが殆どない。全員綺麗なドイツ語で子音をしっかりして
聞き取りやすかったです。「ス」と「ズ」が入れ替わっちゃうのってザルツブルグ訛りでしたっけ?
ザロメ」という発音は目立ちました。
③オケ−コンマスのヴァイオリンソロが最高。香港にもこんな人がいるのかと驚きました。
パーカッション系はリズムがずれていた、おいおい。
④観客のマナー−最悪。隣は咳をしっぱなし。後ろの欧州人はヘロデ王のアホな台詞で大笑い。
これってちゃんとリブレットにある台詞ですよ、音楽が繋がっているのに馬鹿笑いで掻き消すな!
*2って感じでした。

*1:私の大好きなオペラで7割程度ドイツ語で聞き取れる

*2:ちなみにオペレッタはマナーが違います。台詞があるので騒いで良し。メトロの新年コンサートではアドリブネタも入り大いに笑わせてくれます。